【障がい者雇用インタビュー】
株式会社不動産のおおさわ・心建設様|人事部長の決意と、はじめの一歩。

2026 年2月 19 日

― 株式会社不動産のおおさわ・心建設様に聞く、定着までのリアルなプロセス ―


社名:株式会社不動産のおおさわ・心建設
本社所在地:静岡県浜松市浜名区本沢合池町164-1
従業員:約80名(2026/2/1現在)

インタビューご協力者:
 人事部長 中野 主税様
 営業部  季髙 真由美様

クラ・ゼミインタビュー01

人事担当者が“最初の一歩”を踏み出すための4ポイント

  • 1.「義務だから」ではなく「会社の未来のため」と捉え直す
  • 2.不安の正体は“会う前の情報不足”。だからこそ、実習(トライアル)でミスマッチを防ぐ    
  • 3.受け入れは“環境づくり”が9割(見える化・分かりやすい指示・小さく直す)    
  • 4.100名未満でも「助走期間」として始める価値がある(将来の備え+社内の成長+地域への波及)   

偶然の再会から始まったインタビュー 
「ここ、クラ・ゼミだったんですね。」

インタビューが行われたのは、偶然にも、かつてクラ・ゼミが学習塾として運営していた3階建ての建物でした。
クラ・ゼミ河合にとっては、お子様が通われ、かつ自分自身も講師として黒板の前に立っていた、思い出の場所です。

内装は、ちょっと模様替えをされたようで。以前のクラ・ゼミを知ってる方が見えて、その時にだいぶびっくりされていましたね。「かなり小綺麗になりましたね」って(笑)

クラ・ゼミインタビュー02

会社の成長とともに、「障害者雇用は避けて通れない」と感じた

クラ・ゼミインタビュー03

不動産と建築事業を展開し、土地の仕入れから販売までを一貫して行う。良質な住宅・アパートをリーズナブルに提供し、「1円たりとも無駄にしない」という考えのもと、社長お二人で協力してきました。
「だんだん事業を展開していく中で、障害者雇用っていうのは今後避けては通れないと感じていました。今回、良いご縁で雇用の布石を打てた。何としても成功モデルを作りたいと思っています」

事業が拡大していく中で、中野様は「障害者雇用は今後避けて通れない」と捉えました。ただし、ここで特徴的なのは「義務」や「罰則の回避」ではなく、会社の未来設計として語られていた点です。


「100名未満でも、やる意味がある」
— 中野人事部長が語る“インクルーシブ”の原体験

時代はインクルーシブ。前職は小学校の校長でした。教室の中には車いすやADHD、ASDの子もいて、困ったことがあれば自然に子どもたちが助け合う。そういう風景を見てきたんです。
だから会社でも、利益を追求しながらも、健常者も障害のある方も同じ土俵で働けるようにしていきたい。100名になってから慌てて、じゃなくて、今年度を助走期間として位置付けています。

クラ・ゼミインタビュー04

最初の壁は「会う前の不安」だった
— だから1週間のトライアルが効いた

会うまでは、どのような障害で、どんな特性で、何が得意で何が不安か分からない状態。そこが不安でした。
でもトライアル期間を1週間設けて、その中で「これならできるね」が見えた。雇用後はトライ&エラーで、問題が起きるたびに修正しています。

中野様も、人事の視点から“トライアルの価値”を強調します。

トライアル期間はすごい大事。ミスマッチを防げる。「うちでは厳しい」という判断もできるし、お互い納得の上で進められる。1週間という期間はとても良かったです。

クラ・ゼミインタビュー05

定着を左右したのは「仕事の設計」
— 見える化と、分かりやすい指示

クラ・ゼミインタビュー06

短い期間でも「一緒に働くイメージ」が掴めた理由として、季髙様は「準備への工夫」を挙げます。

「これならできるかな」という仕事をまずは2〜3個ピックアップしました。マニュアルもパッと見て分かる写真や文字を用意しました。
工程が見えるように文章にしたり、写真に撮って貼ったり。言葉も吟味して分かりやすく伝える。そういう環境づくりが、スムーズに仕事に入る上で大事だったと思います。

この「見える化」は、障害者雇用だけの工夫ではありません。
新入社員、異動者、外国籍人材など、あらゆる人の働きやすさに波及する“会社の資産”になります。


テーマの一つは「居場所」
— 心地よさは“全員”のためにある

中野様の言葉の中で、印象的だったのが「居場所」という表現でした。

会社もやっぱり居場所。障害のある方だけじゃなく、みんなにとっても心地よい場所であってほしい。
「もちろんキレイごとだけでは無理。うまくいかなくて当たり前を前提に、どうすると上手くいくかを考えていくことが大事だと思います」

“理想論”ではなく、現実を見据えたうえでの「居場所」。
この思想があるからこそ、導入初期の揺れにも耐えられる組織になる——そう感じさせる内容でした。

クラ・ゼミインタビュー07

クラ・ゼミ(障がい者雇用サポート事業部)の役割
— “道しるべ”としての伴走

最後に、当社スタッフ菅沼(すがぬま)が支援に入った価値を中野様に伺うと、答えは明確でした。

導入するといっても、どうしていったらいいか分からない。そこを菅沼さんが一つ一つ、道しるべを先導してくれた。指示通りにやっていったら今に至っています。人柄も温かく穏やかで、ストレスも迷いもなくここまで来れた。ありがとうございます。

“何をどう始めればいいか分からない”
これは、多くの企業が最初に抱える壁です。
そこに「道しるべ」があることが、挑戦を現実に変えます。

クラ・ゼミインタビュー08

中野様からのメッセージ

最後に、中野様はクラ・ゼミの支援事業にも触れながら、こう締めくくりました。

学校現場にいて肌で感じていたのは、障害者手帳を持つ子どもたちが確実に増えているということ。そういう意味でクラ・ゼミさんのような受け皿は大事です。
居場所づくりや障害者雇用は、これから大事な分野。
僕らも頑張るけど、パートナーとしてこれからも力を貸してほしい。

“制度対応”ではなく、“未来への投資”。
100名未満企業でも、今から始める意味がある——そのことを、強い実感とともに伝えてくださったインタビューでした。

クラ・ゼミインタビュー09


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